2010年01月29日

『インビクタス/負けざるものたち』

 先日、ペアの相方をこのブログで募集した試写会『インビクタス/負けざるものたち』に昨日の夜、行って来ました。結局、相方は見付からず、一人で行って来ましたが、これが幸い

 というのも、映画館に着いて窓口でチケットに交換してもらおうとすると「本日は思ったより来場者が多くて、立ち見になるんですが、それでもよければ…」と言われたのです。

 せっかくわざわざ出掛けて来たので、「それで構いませんよ」と言って立見席券を受け取って劇場内へ。一番後ろの手摺のところで見ることになっていました。

 ところが上映が始まる少し前に見知らぬ男性が声を掛けて来て「相方が来れなくなったので、よかったらその席に座って下さい。」とのこと。お言葉に甘えさせて頂きました。もし誰かと一緒に行っていたら、2人で立ち見でした。

 映画の方は南アフリカの人種差別政策アパルトヘイトが解除された後、初めての民主的選挙で黒人初の大統領となったマンデラ大統領が、アパルトヘイト解除後も続く、差別と白人対非白人の対立に対して、ラグビーに一役買ってもらうという話。

 1995年に南アフリカで開催されたラグビーのワールドカップには、アパルトヘイトに対する制裁により国際交流を禁じられていた南アフリカ代表ラグビーチームが初めて参加することになっていました。

 それまで、ラグビー南アフリカ代表チームは白人社会の象徴的存在でもあり、国外チームとの対戦解禁後も、白人は南アフリカを応援するものの、黒人は対戦相手の外国チームを応援するということになっていたようです。

 マンデラ大統領はそれを逆手に取る形で、ワールドカップで代表チームが優勝することで、国民全体が白人・非白人関係なく代表チームを応援し、連帯感を作り上げようとしたという実話に基づく映画です。

 当時の大会を知っている私としては、ラグビーの試合などのシーンも含めてかなり忠実に作られているなぁと思いました。南アフリカの対戦相手となる西サモアやニュージーランドの選手のスパイクは、当時サプライ契約していた、私がいた会社ものが使われていました。

 私の斜め前で見ていたおばさんは、決勝戦で南アフリカが得点するたびに拍手していて、少し笑えてしまいました。私なんかは最終スコアが何対何で、どうやって点が入るかも分かっていたので…。

 そういう意味では、ラグビーを知らない人や当時の大会の様子を知らない人はどんな感想だったのだろうと思います。私からすれば、ラグビーを知っている人なら、絶対に見た方がいいとは言えるのですが。

 私にとって印象的だったシーンを2つだけ。

 大会開催直前、南アフリカ代表チームはマンデラ大統領の指示で、黒人居住区の子供たちにラグビーを教えに行くことになるのですが、当時の選手たちのとって、その時の抵抗はかなりのものだったのだろうと思いました。

 あと、一番感動したシーンは、南アフリカ代表の主将、フランソワ・ピナール(マット・デイモン)が家族に決勝戦のチケットを持って行った時、黒人のお手伝いさんの分まで数に入れていたところでした。

 一般公開は2月5日。ラグビー好きな人もそうでない人も、機会があれば是非ご覧下さい。

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posted by らぐじ〜 at 09:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
実話に基づく話は、リアリティがあっていいですよね。
クリント・イーストウッド×モーガン・フリーマン
アバターより断然魅力的!
Posted by まさやん at 2010年01月30日 00:42
アバターは私が会員になっている映画館のうちの1件では2Dしかやってないんですよ…。もう1件の方は3Dの上映が夜8時半からだし。
Posted by らぐじ〜(まさやんへ) at 2010年01月30日 12:25
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