2011年09月27日

ラグビー日本代表の終戦

 ラグビー日本代表の第7回ワールドカップが終わりました。前回のトンガ戦の敗戦で、決勝トーナメントの進出の可能性がなくなり(これはまぁ、最初から進めるなんて思ってないけど)、「最低2勝」の目標達成も絶たれ、20年ぶりの1勝だけがモチベーション…

 だったのですが、前回2007年第6回大会に、終了間際のトライとゴールキックで辛うじて同点に追い付いて、全敗をまぬがれたカナダとの再戦で、またもやまさかの引き分け。前半終了時点で7点差、後半残り5分まで8点リードしながら追い付かれるという負けに等しい引き分け

 世界ランク1位のニュージーランドに対して主力選手を温存し、「この試合(選手起用)のジャッジは最後の試合が終わった時にされるべき」とコメントしたジョン・カーワンヘッドコーチ(以下JK)でしたが、厳しいジャッジがされることは間違いないでしょう。

 2勝のための主力温存だけではなく、いわゆる“1本目”(いわゆるレギュラー)の選手起用にも色々疑問がありました。おそらく私だけでなく、日本のラグビーファンの多くもたくさんの「?」を抱えていたことでしょう。

 人によってそれぞれの「?」があると思うのですが、私としては「世界一速くて低いラグビーを目指す」というJKの言葉とは裏腹の、パワーとサイズ重視の選手選考が、結局アダとなったような気がするのです。

 片手でボールを持ってブンブン振り回しながら、力任せに相手にブチ当たって“あとは知りません”と言わんばかりのウイングや、あらゆる場面で痛くて激しい仕事をするために走り回るはずのポジションのはずが、存在感の薄いロック。

 私は、外国出身者が日本代表に多いことに関しては、日本人が彼らの実力を上回らないのなら、仕方ないと思っているのですが、でも、パワーで突破して行けるところまで行って“あとは知りません”、ディフェンスも“大目に見て”というような選手ではダメだと思うのです。

 また、日本人選手で“サイズ優先”で代表に選ばれた選手で、過去に成功した例は皆無と言ってもいいと思うのですが、今回もスクラム最前列での“サイズ優先”で選ばれたと思われる選手がいました。私はフランス戦の後半は「たまたま」だったという認識です。

 ロックというポジションに関しては、先に書いた選手ではなく、運動量の多い、とても献身的でチームメイトからの信頼も厚い選手がいるにもかかわらず、彼の先発はニュージーランド戦のみ。某スポーツTV局のコメンテーターもお怒りでした。

 細かく書いていくとキリがないのですが、私はこれをJK1人のせいにしてはならないとも思います。人間だから、考え方に偏りがあるのも当然です。周りの日本人関係者(ジェネラルマネジャーや協会関係者)は進言や諫言、提案は出来なかったのでしょうか?

 まぁ、終わってしまったことは仕方ありません。きっと今夜、日本の熱心なラグビーファンの方々は、悔しくてたまらない気持ちを抱えたまま、すでに次の4年後に向けてどうすべきか色々考えていることと思います。

 我々ファンがいくら考えてもダメなのかも知れませんが、これこそがラグビーファンの習性。私の「ラグビー日本代表の今後」についての考えは、今大会終了後にでも、また書いてみたいと思います。

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<トライを取っても、あれだけ何度もボールを相手に渡しては…最後も彼の“力ずく”で終戦>
posted by らぐじ〜 at 22:28| Comment(2) | TrackBack(0) | RWC2011 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
0勝、残念ですね。
僕は結果しか見てないので内容はわかりませんが、学生時代ラグビーをやっていた弟は、同じように、世界で戦う選手選考ではないのでは?、という見方をしてましたね。
次期監督には、弱者の戦い方を心得た野村克也氏でいきましょうか!
Posted by まさやん at 2011年09月28日 00:13
まぁ、興味のある人は少ないと思いますが、しばらくは時期日本代表監督の件で、ラグビーファンの激論が交わされるでしょう。
Posted by らぐじ〜(まさやんへ) at 2011年09月28日 07:59
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