2011年10月18日

ラグビーW杯、大団円へ?

 先週の日曜日に準決勝が終わり、無事に開催地のニュージーランドが決勝進出を決めました。不安いっぱいの中、宿敵オーストラリアを退けての決勝進出に、地元は狂喜乱舞したことでしょう。

 とにかく、今大会のニュージーランドは第1回大会以来、24年ぶりの優勝以外には求められるものはないという状況。しかも地元開催ということで、選手にかかるプレッシャーときたら途方もないことだと思います。

 そんな中、チームの司令塔であり、大黒柱、そしてこの人だけは代わりがいないと言われたスタンドオフのダニエル・カーターが負傷離脱。この時点でニュージーランド国民の多くが優勝を諦めたような雰囲気さえありました。

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<カーター(一番右)は離脱後すぐ手術の重傷でした>

 さらに、その代わりで出場し、他の選手以上のプレッシャーを背負うことになってしまったコリン・スレイドまでが負傷離脱。結局、大会途中で負傷者代替招集された弱冠22歳のアーロン・クルーデンで準決勝を戦うことに。

 おまけに主将であり、こちらも代わりが出来る人はいないだろうと言われるリッチー・マコウも足に痛み止めを打っての強行出場。ニュージーランドサイドには不安しかなかったと言ってもいいような状況での見事な勝利でした。

 決勝戦の相手は“にっくき”フランス。なぜ“にっくき”かと言うと、過去に2回、ニュージーランドは圧倒的優勢という前評判の試合でフランスに敗れているから。ともに、その度に“W杯史上最大の番狂わせ”と言われた試合です。

 1度目は1999年の準決勝。私、今でこそこの体たらくですが、この試合は現地、ロンドンのトゥイッケナムでライブ観戦したんですよねぇ。ニュージーランドを応援してたんですが、もう途中から何が何やら分からん…て感じで負けてしまいました。

 2度目は前回大会の2007年、準々決勝。1999年同様、まずはニュージーランドがリードしての試合だったのですが、このときもあれよあれよという感じでフランスが逆転。ニュージーランド国民は2度目の悪夢を見せられることになりました。

 一方でニュージーランドが第1回大会で優勝した時の対戦相手もフランス。実は組み合わせこそ違えど、今大会のベスト4は第1回と同じ顔ぶれ。ニュージーランド国民にとっては、何かと優勝した時と同じで、ゲンがいいかも知れません。

 しかし、2度の番狂わせの時は、すっかりフランスをナメきってしまい、試合の前から決勝戦までのスケジュールをマスコミに公開したり、次の相手の分析を進めたりという事実もあったので、油断大敵。まぁ、今回はもう“次”はありませんけどね。

 フランスは「とにかく分からないチーム」という評価も多く、好不調の波が激しいチーム。決勝戦でいい方に化ければ…という声もあります。予選リーグで2敗してしまったものの、何をしでかすか分からないというのも確かです。

 それでも、大方の見方は“普通にいけば”ニュージーランドの力が圧倒的に上。果たしてこのまま24年ぶりの優勝を地元で飾り、「400万人のスタジアム」「400万人の大宴会場」に変えることが出来るのか?楽しみです。
posted by らぐじ〜 at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | RWC2011 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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