2011年10月26日

私的世界ランク

 ラグビーワールドカップが終わって3日。優勝したニュージーランドでは、オークランド、そして今大会は地震の影響で試合開催が出来なかったクライストチャーチ、最後に首都ウェリントンで祝勝パレードが行われ、大会の余韻に浸っていることと思われます。

 ラグビーおたくの私としても、この幸せな時間にいつまでも浸っていたいのですが、終わってしまったものは仕方がありません。また4年、待つのみです。というわけで、2011年第7回ワールドカップに関する記事もこれが最後。

 最後は世界ランキングのお話。ラグビーの世界ランキングは、毎週月曜日にIRB(国際ラグビー連盟)が発表しており、ワールドカップ決勝戦が行われた翌日の10月24日に最新のものが発表されています。一応、これが“ワールドカップの結果を踏まえた”ランキングというわけ。

 しかし、実際には今大会で直接対決していない国がたくさんあるわけですから、やってみたら上下関係が逆なんじゃない?という疑問も出てくるのは当然。そこで、48試合を全て観戦した私なりのランキングを考えてみました。

 それがこれ。
 sekflank.JPG

 左側が10月24日付けのIRBランキング、右側が私の考えたランキング。まず、IRBのランキングでは今回のワールドカップに出場していなかったポルトガルが、出場していたロシアの上に来ていますが、とりあえず、ポルトガルは対象からはずしました。

 あくまで、今大会の上下関係ということで。まず、準優勝のフランスより、準決勝で負けたオーストラリアの方が上というのは、たいていのラグビー関係者も納得なのではないでしょうか。決勝のフランスの大健闘は評価出来ますが、実力的にはオーストラリアが上というわけ。

 フランスと南アフリカもどっちが上かと言われれば、直接対決すれば南アフリカが勝つ可能性の方が高いとは思うのですが、ここは準々決勝で(不運にも)敗れてしまった南アフリカを下にしました。

 5位から8位はIRBランキングとかなり違います。なぜウェールズが8位になってしまったのか分からないのですが、私の評価としては5位。アイルランドも準々決勝で敗れましたが、準決勝で負けたイングランドよりは上。ちょっと好みも入ってますけど…。

 イングランドとアルゼンチンも微妙ですが、ここは大会で直接対決しているので、その結果通りイングランドが上。しかし、アルゼンチンの実力はこの辺りのレベルで安定して来ました。もっと代表として戦う試合数が増えれば、まだまだ上に行くかも。

 9〜12位も結構食い違いました。まずサモアの評価が違います。確かにトンガはフランスに勝ちましたが、あれはフランスが悪過ぎました。一方で安定した力を出す南アフリカやウェールズに接戦出来るサモアはトンガより上でしょう。

 スコットランドとトンガ、イタリアは実際には順位の付けようがないぐらい上下関係が難しいと思います。実際に直接対決してもお互い勝ったり負けたりになると思うのですが、ここは今大会の試合内容を反映して、この順位にしました。

 さて、いよいよ日本代表を取り巻く辺りの順位へ。まず、グルジアとカナダに関しては実力的に完全に日本を上回っているように思います。カナダ対日本は引き分けでしたが、あの試合を追い付かれるようでは、実力的に勝っているとは言えないと思います。

 グルジアとカナダの上下関係は微妙ですが、ここはIRBのランクに従っておきます。そして、IRBランクでは日本よりフィジーを下にしていますが、ここは逆。今大会前に直接対決して日本が勝っていますが、多分、今大会内で直接当たっていれば勝てていないでしょう。

 フィジーがカナダとグルジアより下でいいのかと言われると、そこも難しいところですが、それは今大会の出来で判断しました。

 じゃあ、残りの4チームなら日本は勝てるのか?となると、いささか不安な面も多いのですが、どのチームにも突出したとてもいい選手がいて、日本代表の同じポジションの選手と比べても明らかに上回っている選手がいるチームもあります。

 例えば、ナミビアの主将でフランカーのジャック・バーガー、ロシアの両ウィングなどはヨーロッパのプロチームでも既に活躍、あるいはこれから活躍出来るであろうレベル。残念ながら日本にはそういう選手はいませんでした。

 ただラグビーは15人でする競技。私の観方では今のところ、何とか日本が組織力で残りの4チームよりは上回っているのではないかという判断です。

 残りの4チームの上下関係も、直接対決がないので判断が難しいですが、ナミビアはスピードでアメリカを上回るのではないかと思います。アメリカとロシアは大会内の直接対決の結果。

 スコットランドに一時リードを奪ったルーマニアも、敗者復活戦を経ての最後の本大会出場ということと、結果的に見せ場はスコットランド戦だけだったという判断で20位としました。

 いずれにしても、日本代表が現在のランキング周辺の国と戦う機会がほとんどない現状なので、まずはランキングの近い国と戦う機会を設けて、しっかりと勝つ実力を着けてから、さらに上のランキングのチームにチャレンジして行くのが筋ではないのかなぁと思います。

 さて、4年後、世界のラグビー勢力地図に大きな変化はあるのでしょうか?
posted by らぐじ〜 at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | RWC2011 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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